八島ヶ原湿原

12000年の歴史をもつ湿原



長野県のほぼ中央に位置する下諏訪町。そこに日本を代表する高層湿原があります。
それが八島ヶ原湿原です。1939年に国の天然記念物に指定されたここ八島ヶ原湿原は総面積43,2ヘクタールと、日本最大級の釧路湿原の約490分の1の大きさですが、湿原に自生するミズゴケの種類は18種類と釧路湿原に比肩する数を誇っています。

春夏秋冬様々な景色を見せてくれる八島ヶ原湿原ですが、秋の紅葉時には湿原が赤く染まる様子を見ることができます。春から夏にかけては様々な花を観察できますが、色づく湿原を見ていると季節は巡っているんだと実感することができます。
そしてもう一つの見どころはキラキラと輝くすすきの群生です。冬の匂いが感じられる少し冷たい風にサラサラとなびくススキたちを見ながら歩く時間はとてもゆったりと流れているように感じられます。

湿原の周囲は遊歩道が整備されていて、スニーカー程度の歩きやい靴で1時間半ほどで巡ることができます。入り口からちょうど真反対ぐらいの場所に諏訪大社ゆかりの旧御射山神社があります。こちらも合わせて訪れてほしいスポットです。

ビジターセンターでは八島ヶ原湿原の成り立ちや、見どころなどを丁寧に解説してくれているコーナーがあります。より理解を深めることができますのでぜひ立ち寄ってみて下さい。
八島ヶ原湿原が含まれる霧ヶ峰高原は、その名の通り深い霧が頻繁に発生します。
訪れる際には運転も、散策も十分注意して下さいね。
今回は秋に訪れましたが、新緑の景色もオススメなのでぜひ。

八島ヶ原湿原
所在地
長野県諏訪郡下諏訪町八島湿原10618 
交通案内
諏訪ICから県道霧ヶ峰線経由約40分
定休日
営業時間

料金

駐車場
電話番号
0266‐52‐7000(八島ビジターセンター)


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