えりも岬

日高山脈最南端、太平洋に囲まれる最果て岬



ブーツ型と八角形ともいわれる北海道。その八角形最南端が襟裳岬。阿蘇市と同じ西岸海洋性気候の温暖な土地。国の名勝ピリカノカにも指定されています。
古くは島倉千代子の歌、森進一のヒット曲とモノマネで有名な襟裳岬は、高く起伏のある山岳が連なる日高山脈から太平洋に突き出た大きな岬。
高さ60mにも及ぶ断崖絶壁と海岸段丘が広がり、三方海の開放感ある眺め。道道沿いからは笹の林を降りて海岸に行けるいくつもの降口があります。
沖合で黒潮と親潮がぶつかる栄養ゆたかな海は、豊富な魚種と個体数、国内外に広く知られる海藻類の宝庫で、日高山脈襟裳国定公園内では最も人気。
砂ではなく砂利が寄せては返す磯浜が広がり、全国の釣り人たちが憧れる釣り場。
1889年からある白亜の大型灯台の襟裳岬灯台周辺は、風速10m以上の風が年の8割も吹くスポット。ですが状況次第では、海流のダイナミックな境目などがみられる他、磯にたたずむトドやゼニガタアザラシ、ラッコに生で出会えるかも。
風に乗って切れ切れに流れてくる海獣たちの合唱と、豪快な波しぶき、晴風景に霧風景は、いずれも幻想的で心に残ること間違いありません。

えりも岬
所在地
北海道幌泉郡えりも町字えりも岬 
交通案内
札幌駅〜えりも町(高速えりも号):約4時間00分
様似駅〜えりも町(ジェイ・アール北海道バス):約30分
料金
無料

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